水の上手な使い方
水は有限で貴重な資源です。地球温暖化防止のためにも水を大切に使うことが求められています。水の上手な使い方ついてご紹介します。

令和元年度の東京都水道局による調査によると、1人あたり1日に平均214リットル程の水を使用していることが発表されています。
これは2リットルのペットボトルで107本分に相当する量で、毎日使用し続けると、かなりの量のお水を消費しているということが想像できます。
お水の使い道としては、お風呂、洗濯、トイレなど様々で、毎日の暮らしの中で少し節水を心がけるだけで、使用量は大きく変わってきます。
節水は家計にはもちろん環境にも優しいので、積極的に意識しましょう。
水の上手な使い方
蛇口のハンドル開度が90度の場合、水は1分間に12ℓも出ます。必要な量だけ使うようにして、こまめに止めましょう。
お風呂の残り湯を活用しましょう
浴槽は通常200ℓです。洗濯、掃除、まき水などに活用しましょう。
お皿の油汚れを拭いてから洗いましょう
いらなくなった服やタオルを小さく切っておいて、油汚れなどをふき取りましょう。水はもちろん、洗剤も少なくて済みます。
まな板を使うときは野菜から切って、肉や魚は後回しにするとまな板を洗う手間も省けます。
蛇口からの水の量は、鉛筆の太さにする習慣を
勢いよく水を出していませんか?蛇口やレバーを少し戻して、水の勢いを弱める習慣をつけましょう。
歯磨きはコップ1杯で
歯みがきや洗面のときは、水を出しっぱなしにしないようにしましょう。歯みがきはコップにくんで、洗顔は洗面器などにためてするようにしましょう。
シャワーはこまめに止めましょう
シャワーは1分間に12ℓも出ます。必要な量だけ使うようにして、こまめに止めましょう。
洗車はバケツに汲んで洗いましょう。
バケツ洗いなら5杯で済む洗車も、流しっぱなしのホース洗いでは、20杯以上の水が必要です。
雨水を活用しましょう
雨水を植栽や庭への散水として利用すると節水になります。
トイレのレバーを使い分けましょう
トイレの大小のレバーでは約8ℓ違います。使い分けて節水を意識しましょう。
節水コマを活用しましょう
節水コマを取り付けると、一ひねりの水量が普通の半分になり、意識することなく節水できます。
節水コマは自治体によって、水道局から無料で手に入れることが可能です。
まとめ
水は私たちの生活に欠かせないものですが、多くの水を使用していることが分かります。
一人一人が毎日実践することで、水道料金の節約と有限の水資源の保護にもつながります。
今一度、毎日の暮らしの中で水の使い方を工夫してみましょう。
参考文献:東京都水道局
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