外壁塗装について

2022年04月12日

外壁塗装の必要性

外壁塗装には、2つの目的があります。


【塗料の膜で雨水などの外気から建物を守る】

外壁塗装を行うと塗膜という膜で建物が守られるようになります。塗膜により撥水性が生じ、外気の水分の浸入を防ぐことにより劣化を防ぐことが可能です。この塗膜により、「外気の水を建物内に入れさせない」ことが塗装の一番の目的です。

新築後、もしくは塗装後、建物は年月が経過すると、ヒビ割れ、はがれなどの劣化が出てきます。劣化を放置すると雨水が染み込んで、柱や土台を腐らしてしまいます。こうなると塗装だけでは対応できなくなってしまい、様々な修復工事が必要になり、費用も高額になる可能性があります。

このようにならないためにも定期的に塗装を行うことで費用を抑えることも可能です。建物の見た目も重要ですが、塗装には建物を守るという役割があることを覚えておきましょう。


【建物の外観を綺麗にする】

家は、新築から10年経つと色褪せてきます。そこで、塗装することにより新築のような状態に戻す、もしくは新しい色に変えることにより、外観を良くすることができます。

以下は、当サイトで紹介した業者で塗装を行ったお客様の感想です。見た目を綺麗にすることで、気分も良くなるとの声が多いです。

「新築のように気持ちいいです。塗装して本当に良かったです。」
「仕上がりがとても綺麗だったことで心機一転できてとても満足しています。」
「外壁の汚れもきれいになって、明るくなり気分もいいです。」
「塗装後は前回と色を変えたこともあって、建物だけでなく気分まで一新しました。」

このように、外壁塗装には美観を綺麗にするだけではなく、塗膜で建物を守る役割があります。まずは、このことを知ることが重要です。


外壁塗装の劣化現象

劣化現象には以下のようなものがあります。

  • ひび割れがある
  • 塗装が剥がれている
  • 外壁に汚れが付着している
  • 外壁が色あせている
  • 塗装がふくれている部分がある
  • カビが発生している
  • 藻が発生している
  • サビがある
  • 腐食しているところがある
  • チョーキング現象の発生

このような現象がある時は塗装をした方がいい場合があるので、業者に劣化状況を確認してもらいましょう。 

築8年目あたりから、月に1度くらいは自宅の外壁をぐるっと一周チェックすると少しでも早い劣化・痛みの発見が、塗装費用の節約に繋がります。


●チョーキングとは?

外壁の表面を手で擦った時に、手にチョークのような白い粉がつく現象のことです。白い粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。

外壁は一度塗装すれば持続するわけではなく、経年劣化するため塗装面の塗り替えが必要になります。

チョーキングが起きたということは、環境から家を守る役割が弱まっていることになります。耐久性や防水性など本来の性能が低下していることから、雨水が侵入してコケやカビが発生したり、ひび割れが起きたりする可能性も否めません。

放置して劣化が進み、塗膜が剥がれだすと、外壁材の芯や家の躯体が雨にさらされるようになり、建物のより奥の部分に腐食が進んでしまうのです。

また、粉が浮いた外壁面の見た目が悪くなるというデメリットもあります。 

チョーキング現象が起こったら、なるべく早い外壁塗装の塗り替えがおすすめです。